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ハムレット

評価:
コメント:シェイクスピア著/福田恒存訳/新潮社/1967年

William Shakespeare, Hamlet, 1600.

ハムレット 生か、死か、それが疑問だ、どちらが男らしい生きかたか、じっと身を伏せ、不法な運命の矢弾を堪え忍ぶのと、それとも剣をとって、押しよせる苦難に立ち向い、とどめを刺すまであとには引かぬのと、一体どちらが。いっそ死んでしまったほうが。死は眠りにすぎぬ―それだけのことではないか。眠りに落ちれば、その瞬間、一切が消えてなくなる、胸を痛める憂いも、肉体につきまとう数々の苦しみも。願ってもないさいわいというもの。死んで、眠って、ただそれだけなら!眠って、いや、眠れば、夢も見よう。それがいやだ。この生の形骸から脱して、永遠の眠りについて、ああ、それからどんな夢に悩まされるか、誰もそれを思うと―いつまでも執着が残る、こんなみじめな人生にも。さもなければ、誰が世のとげとげしい非難の鞭に堪え、権力者の横暴や驕れるものの蔑みを、黙って忍んでいるものか。...(84-85頁)

シェイクスピア四大悲劇の一つ。復讐が成し遂げられた時点でそこまで悲劇には感じなかったけれど、それは今の世の中でハムレット以上の不条理が流行ってるためでしょう。生半可な悲劇では受けなくなってる気がします。しかし、面白かった。国王の亡霊、ハムレットの狂気、オフィーリアの入水自殺などは確かに悲劇。ハムレットの母親が国王の生前に不倫していたのかどうかがちょっとあいまいだった。残るシェイクスピアの悲劇は「オセロー」、「マクベス」、「リア王」の三作品。

at 12:56, kazimierz, 書籍

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